☆YouTubeの収益の申請について☆

　

YouTubeで収益化を行っている個人・法人について、早ければ6月より源泉徴収税の控除が開始される可能性があります。
Googleは、令和3年5月31日までにGoogleに対して、税務情報の申請が必要な旨の通知を行っています。　税務情報を申請しなかった場合、総収益の24％が税金として徴収されます。
日本に在住しているクリエイターが申請した場合には、日本と米国間で租税条約が結ばれているため、税金は控除されません。
申請を行わずに税金が控除された場合には、所得税又は法人税の申告の際に、二重課税にならない為の制度がありますので、担当者にご相談下さい。

　

　

☆月次支援金について☆

　

一時支援金の申請の受付が5月31日に終了しました。一時支援金は、2021年1月から3月の売上が、飲食店の休業・時短営業又は外出自粛等の影響により、2019年又は2020年の同月と比べて、事業収入が50％以上減少した中小法人・個人事業者等に、2019年又は2020年の１月から3月の合計売上から2021年の対象月の売上×3ヶ月を引いた金額が給付される制度でした。
新たに、2021年4月から6月までの売上を対象とした月次支援金の申請が、6月の中下旬より始まります。一時支援金は、1回の申請しか出来ませんでしたが、月次支援金は、4月・5月・6月の毎月の申請となります。１月から3月の売上の減少が無かった為に、一時支援金の対象外となった個人・法人の方についても、4月から6月の売上が減少した場合には対象となります。
1回の給付金の上限は、中小法人20万円、個人事業者等10万円です。
申請期限が8月中下旬の予定となっていますので、売上が減少している場合には、早めに担当者にご相談下さい。

　

　

☆市区町村独自の支援金・補助金について☆

　

　一時支援金の上乗せで給付する制度、家賃の補助など、市区町村独自で行っている支援金・補助金があります。　市区町村で行っているものについては、全てをご案内出来ていません。
一度お住まい又は会社の本店所在地の市区町村のホームページをご確認下さい。
申請代行については、申請期限が短くご対応出来ない場合もございますので、担当者にご相談下さい。

　

　

■バナナのたたき売り

儲かったお金がどうなっていくのか？
これは、稲森和夫氏が会計の本質を経理部長に話した時の逸話です。
「バナナのたたき売り」
●営業（バナナをたたき売る）
　売上…1房150円×20房＝3,000円
　仕入…1房　50円×20房＝1,000円
　利益…3,000円−1,000円＝2,000円
●設備投資（商売道具を揃える）
　バナナを置く台、台に掛ける布、たたき売りの棒など商売道具一式1,500円
　利益2,000円−商売道具一式1,500円＝手許残金（純利益）500円
●税金
　税務署より2,000円の利益に対し、30％の税金（600円）の納付命令あり
　※商売道具一式は「費用」ではなく「資産」だと言われた。
手許現金500円−税金600円＝△100円（不足）
●結論
　利益が出ていても、結局安心して使えるのは手許にあるキャッシュしかないのです。

■一手間のサービス

もっと喜んでくれることはなんだろう？
相手の「こうなったらいいな」はなんだろう？
絶えずここに意識を向けてないと一手間は生まれません。
例えば「弁当買ってきて」と依頼されて、「はい」と言って弁当を買ってくるのは普通。ここでゼロベース。
「お茶いりますか」と聞けるのか？
「今日はサービス期間だから、クーポンありますよ」と言えるのか？
オフィスにお茶があるのなら黙ってお茶も一緒にだせるのか？
「わたし、食後にコーヒー飲みたいので一緒に買ってきますけど」と気遣いできるのか？
そんなことが一手間です。欲を出すのです。

『騙されて人間がわかる。失敗して世間がわかる。悲しんで幸せがわかる』　荒了寛さん（僧、画家）

要は捉え方一つ。一度しかない人生、前向きに生きて行きたい。すべて陽転思考ですね。