☆老人扶養控除について☆

　

年末調整や個人確定申告の控除親族のひとつに老人扶養控除があります。
　老人扶養控除とは、控除対象扶養親族のうち、その年の12月31日現在の年齢が70歳以上の人がいる場合、48万円の所得控除が受けられます。さらに、その老人扶養親族が納税者又はその配偶者の父母や祖父母等で、かつ同居を常況としている場合には「同居老親等」に該当し、10万円を加算した58万円の所得控除を受けることができます。
　「同居」の判定については、病気などの治療のために入院しており、一時的に別居している場合は、その期間が結果として1年以上といった長期になったとしても「同居」となります。一方、老人ホーム等に入所されている場合には、老人ホーム等が居所となり、「別居」となります。なお、病気のリハビリのために老人介護施設に入所されている場合などは、「同居」に該当となります。
　ご申告の際には、「同居」又は「別居」のどちらかも併せてお知らせください。

　

　

☆障害者控除の提出書類について☆

　

現在年末調整の用紙をご提出いただいている最中でありますが、給与所得者の扶養控除等（異動）申告書で障害者の欄に印をされている方の資料が不足している場合が見受けられます。障害者控除は、障害者手帳又はそれに準ずるものの書類によって控除額が「一般」若しくは「特別」かが決まっており、確認のために書類のご提出をお願いしております。
個人確定申告の場合も同様となりますので、書類のご提出をお願い致します。

　

　

☆地方税の納付方法について☆

　

2019年（令和元年）10月より地方税共通納税システムが始まり、税務署の納税と同じようにダイレクト納付（口座引き落としでの納付）が可能となりました。今までは、地方税（都税事務所・県税事務所・区役所等）への納付については、納付書又はペイジーいずれかとなっておりましたが、手続きをすることによりダイレクト納付が可能となります。担当者より手続きの書類を送付させていただいておりますので、銀行印のご捺印のほどよろしくお願い致します。

　

　

☆助成金の申請について☆

　

飯島総合会計事務所は認定支援機関として、助成金の申請手続きを行っております。助成金のなかでも中小企業庁の早期経営改善計画は、資金繰りや採算管理等の基本的な内容の経営改善計画策定を支援し、計画を金融機関に提出することを端緒として自己の経営を見直し、早期の経営改善を促すものです。現在、経営改善センターが、計画策定やモニタリング費用の2/3（上限20万円まで）まで負担します。詳細は担当者までお問い合わせください。

　

　

■どのブラウザーを使ってる？

「GIVE&TAKE」というベストセラーの著者アダム・グランド氏の本の中に恐ろしい事実がありました。
経済学者のマイケル・ハウスマンの顧客サービス係の勤務が長く続く人と、そうでない人がなぜいるのかを解明するプロジェクトがあったそうです。
その調査で従業員が職に応募する時、どのブラウザーでログインするのかを分析したときの驚きの結果が！

●「ファイアフォックス」や「クローム」を使っていた従業員は「インターネットエクスプローラー（以下「I E」といいます」や「サファリ」を使っていた従業員よりも１５％長く勤務
●「ファイアフォックス」や「クローム」を使っていた従業員は「I E」や「サファリ」を使っていた従業員よりも１９％欠勤率が低い。
●顧客満足度も「ファイアフォックス」や「クローム」を使っていた従業員は９０日で達成し「I E」や「サファリ」を使っていた従業員は１２０日かかった。
●その他、売上げなども同じ結果。とにかくどんなブラウザーを使っているかで能力差が出ていた！

という調査結果です。

これはなぜか？

好みの問題、ネット知識の差などいろいろな関連がありますが、何にしてもパソコンを購入した時に初期設定でインストールされているのはWindowsなら「I E」Mac なら「サファリ」でありそのまま何も考えずいたら、そのままもともとあったものを使ってしまいがちということ。
ちょっと手間をかけてちょっと頭を使って自分なりに調べたり、人に聞いたりして別のブラウザーをダウンロードして「今あるもの」よりも「もっと便利なもの」を使っている人たちの（すべてではないにしても）自発的な行動が仕事にも影響するということなのです。
与えられたマニュアルをそのまま使って普通に仕事する人と、もっとよくならないか、もっと便利にならないか、と考えてアイディアを出せる人の差はこんなふうに見えない日常の中に落ちている訳です。

「No Pain No Gain！」

「痛みのないところでは何も得るものはない」という意味でしょうか？つまり、成功を収めるためには努力はつきものということ。
「苦労は買ってでもしろ！」ですね。あの時の試練が今の自分を支えていると実感することがあります。