2018年分の路線価及び評価倍率を記載した路線価図等が7月2日(月)に国税庁ホームページで公開されました。
ホームページアドレス www.rosenka.nta.go.jp
毎年、この時期にその年の路線価及び評価倍率を記載した路線価図が公表されます。
報道によりますと、2018年は、全国平均で前年比0.7%プラスとなり、3年連続の上昇となりました。
上昇率が最も大きかったのは沖縄県で5.0%増です。一方、北陸4県、四国4県などの計29県は、下落となりました。
全国一位は例年どおり東京都中央区銀座5丁目銀座中央通りです。2017年は1uあたり4,032万円でしたが、2018年は1uあたり4,432万円となり過去最高を更新しています。
今年も、参考に、弊社の事務所所在地(港区元麻布3-2-19)の土地の路線価を紹介します。この土地の1uあたりの価額が1,620,000円であることがわかります。(2017年1,490,000円)かなりの上昇です。
路線価は、相続税や贈与税の基準となります。相続税申告の際には、この路線価を使って評価しますが、土地の間口・奥行・形状によって評価額が異なります。地方の場合には、路線価が定められてない地域があります。その場合は、固定資産税評価額に国税庁が定めた倍率を乗じて計算します。
路線価は基準にはなりますが、土地の評価はいろいろな要素を考慮しなければなりません。詳しくは、担当者までお問合せ下さい。