では、経理部門のテレワーク化を進めるためにはどのような対応を検討しなくてはならないでしょうか。
まず、テレワークに必要な機材や環境は大きく分けると以下の3つに分類されます。
●情報通信システムの構築
●テレワーカーに必要な機材
●労働時間の管理方法や就業規則
そして、上記や機材や環境について考えると同時に、会社内部の整備も必要になってきます。
まず、一番に考えなくてはならないことは、紙資料の電子化、ペーパレス化となります。そして会社に合ったクラウドソフトの導入の検討・社内コミュニケーションツールの導入などの選定は必須となります。一方テレワークを実現する為にはデメリットもあります。テレワーク化を導入する為にコストがかかること、IT知識の不足による運用のトラブルです。
当事務所でも、順次テレワークを進めており、まだすべての業務がテレワーク出来ているわけではありません。ただ、政府としても契約書の印鑑を不要とする方向にあり、デジタル化を促進する為に動いております。これを機に皆様と一緒に業務改善していきたいと考えておりますので、業務変更前に一度担当者にご相談していただきたいと思います。