■ちゃんと働けば
朝の連続テレビ小説「なつぞら」が高視聴率のまま9/28に終了しました。戦災孤児である主人公「なつ」が兄弟と離れ、ひとり北海道の柴田牧場に引き取られました。そこの牧場主である草刈正雄演じる「じいちゃん」が「なつ」に言った言葉がすばらしく、今でも記憶に残ってます。
以下、その言葉を記します。
「ちゃんと働けば、必ずいつか報われる日が来る。
報われなければ、働き方が悪いか、働かせる者が悪いんだ。
そんなところはとっとと逃げ出しゃいいんだ。
だがいちばん悪いのは、他人が何とかしてくれると思って生きることじゃ。
人は他人を当てにする者を助けたりはせん。
逆に、自分の力を信じて働いていれば、きっと誰かが助けてくれるもんじゃ。
お前はこの数日、本当によく働いた。
そのアイスクリームは、お前の力で得たものだ。
お前なら大丈夫だ。
だからもう無理に笑うことはない。
謝ることもない。
お前は堂々としていろ。
堂々とここで生きろ。」
これを聞いた「なつ」が、涙を堪えながらアイスクリームを食べたシーンが忘れられません。
■敬老の日
9/16敬老の日、今年のこの日は忘れられない日となりました。父が他界したからです。享年86歳。
平均寿命は過ぎ、ホームでの生活で覚悟はしていたものの、この突然の訃報は、ちょうど石垣島へのダイビングに行くはずのタイミングだったので、葬儀による仕事への影響が一切なかった。最後まで、私の仕事のことを考えてくれていた気がします。
父親の死とは、その時よりも後々、ボディブローのようにじわじわと悲しみが襲ってきます。