今年の日本M&Aセンターの国際会議は、ニューヨークで行われました。私にとっては3度目6年ぶりのニューヨークでした。
6年前と変わったところといえば、ワールドトレーディングセンタービルが建築中であることぐらいでしょうか?ちょっとショックだったのは、マンハッタンの街の電気屋さんのショーウインドウには、日本製品が端の方に追いやられ、韓国メーカー(LGやSAMSUNG)が中央に展示されていたこと。もはや日本製品はナンバーワンではないのですね。ホテルのテレビもSONYからLGに変わっていました。
今回の国際会議は過去最大の300名が参加し、成田と関空とで8グループに分かれて日本を出発。
さて、現在の中小企業の後継者問題は一段と深刻化しており、なんと65.9%の会社は後継がいないとのことです。
アメリカでは、「Secondary Market」と言われるぐらいM&Aの市場が活性化されています。今や、不動産の購入のための検索サイトと同じようなM&Aサイトが20以上もWeb上に存在しています。
日本も近い将来、不動産投資をするのと同じような感覚で、M&Aでお店や会社を買い、株主として利回りを考えるようなことになることを実感しました。
我々の新たなる使命は、「関与先のインフラになる」ことだと確信しました。