本年も残すところあと1ヶ月になりました。
　平成24年分の確定申告について還付申告の適用を受けられる方は、平成25年1月1日から始まり、5年間の期間内に還付申告の手続きを行うことが出来ます。
　平成24年分について、納税義務が生じている方については、平成25年2月18日(月)から3月15日(金)までの間に申告及び納税を済まさなければなりません。
　振替納税制度をご利用頂くと支払期限を延ばすことができます。所得税は平成25年4月22日、消費税は平成25年4月24日に指定口座から申告を行った税額について自動的に引落し手続きがされます。まだご利用の手続をされていないお客様につきましては、各担当者へお問い合わせ下さい。

　会社ごとに源泉徴収票や支払調書が発行され、対象者に交付される時期が近づいて来ました。確定申告を行う際に添付資料として必要になりますので、紛失されぬよう大切に保管して頂き、各担当者に提出して下さい。

確定申告の、医療費控除について頻繁にお問い合わせを頂く事例がございます。その中から誤りやすい点などを踏まえ、幾つかご紹介します。

1. インフルエンザの予防接種　→　対象外

基本的に医療費控除の対象になるものは、治療又は療養による支払に該当し、ビタミン剤や病気の予防、健康増進のための支払いについては医療費控除の対象とされておりません。

2. 病院までの交通費　→　対象

病院までの電車賃、バスの運賃（領収書が発行されないものについてはエクセルや表に、日付、交通機関、料金等をまとめて頂けるようお願い致します。）

3. 薬局での医薬品　→　対象

医師の処方箋により薬局で購入したもの、医師
の処方箋をもらわずに（診察を受けずに）自分で購入した医薬品は治療又は療養を目的とする場合にのみ医療費控除の対象になります。

　 医療費控除については、対象となるもの、ならないものの判別が難しいものが多々ございます。
ご不明点や確認したい項目がございましたら、各担当者にお問い合わせ下さい。