廃校寸前の高校や悪評高い高校を何校もよみがえらせ地元でも有数の高校にまで激変させた「あいさつ教育」で有名な熊本の大畑誠也先生の公演を聴いてまいりました。
その話の中で出たのがこの「悪戦苦闘能力」です。これからの時代、いかに生き抜いていくか、その中身は、(1)挨拶(2)体力(3)感性(4)集中(5)思考の5つです。
「挨拶」大切なのは言うまでもありませんね。今回は、もう一つ大切なものについてお話します。
それは「朝食」です。先生は講演の中で「家庭教育で最重要かつ絶対不可欠なことは食べ物を作り、食べさせることである。しかも、これは必ず継承させなければならない。」と言っています。
さらに「食べることは作ってくれた人の愛も一緒に食べることである。問題を起こす子は、親に温かいものを食べさせてもらっていない。温かい食事は非行を防止する。」と言い切っていました。
今時の高校生の口癖は「きつい、ねむい、だるい」だそうです。朝食をとることで体力がつき、午後に眠くならず、集中力が身につくのです。
また、朝食をとるためには早起きは不可欠です。早起きは意思を強くし、自立の第一歩です。朝は「意思」夜は「惰性」だそうです。
もちろん、朝起きたら「おはようございます」挨拶から始まるのは言うまでもありません。 何事にも「凡事徹底」ですね。